中国政府「証拠ない」 米国のTikTok禁止論に反発[2020/08/03 23:25]

 アメリカ政府が情報流出の懸念から中国系アプリ「TikTok」などの使用禁止を検討していることについて、中国政府は「証拠がない」と反発しました。

 アメリカ政府は中国側に個人情報が流出するなどとしてTikTokやWeChatなど中国発のアプリへの批判を強めています。これに対し、中国外務省は3日の会見で「アメリカは何一つ証拠を示せていない」と反発しました。さらに、「市場経済の原則に反する」とし、アメリカは自由と公平を守ると言いながらその行動がダブルスタンダードだと指摘しました。一方、中国国内でグーグルやフェイスブックなどが禁止されていることについては「どんな企業も中国の法律を順守しなければならない」として、TikTokの問題とは違うと主張しました。

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