トランプ氏「攻撃の可能性」 イスラエルは関与否定[2020/08/05 10:51]

 中東レバノンの首都ベイルートで大規模な爆発があり、78人が死亡しました。負傷者は約4000人に上り、日本人1人もけがをしました。

 アメリカ、トランプ大統領:「米軍幹部は工業関連の爆発のようなものではないと感じているようだ。彼らは私より詳しいが、攻撃だと考えているようだ。爆弾のようなものだ」
 レバノンの爆発についてアメリカのトランプ大統領は、アメリカ軍の幹部らが爆発は事故ではないという認識を示していたと話し、爆弾などによる攻撃だった可能性があるという認識を示しました。具体的な根拠は明らかにしていません。一方、レバノンの隣国イスラエルの外相は「爆発は火災によって引き起こされた事故だろう。臆測では話さない方がいい」と述べ、爆発への関与を否定しました。レバノンとイスラエルは緊張関係にあり、先月にレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の戦闘員がシリアでイスラエルによるとみられる空爆で死亡し、その後、国境地帯でも交戦しています。

こちらも読まれています