日英経済連携協定交渉 進展も「論点残されている」[2020/08/07 12:20]

 訪問中のロンドンで日英経済連携協定の交渉に臨んだ茂木外務大臣は進展があった一方で、重要な論点が残されているとして7日も詰めの協議を行うことを明かしました。

 茂木外務大臣:「議論の進展はありました。理解も深まったと思っていますが、交渉は継続中で、2回目の交渉に臨むということになりました」
 茂木大臣は6日、イギリスのトラス国際貿易相とEU(ヨーロッパ連合)からの離脱後、新たな枠組みとなる日英経済連携協定の交渉に臨みました。8時間以上にわたった交渉について茂木大臣は一定の進展はあったものの、市場アクセスなどを巡って論点が残されていると強調し、7日の交渉で大筋合意に至るかどうかについては「やってみないと何とも言えない」と述べるにとどめました。また、イギリスがTPP(環太平洋経済連携協定)11への加盟に意欲を見せていることについては歓迎の意思を示しています。

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