核兵器禁止条約 新たに3カ国批准 発効まで7カ国に[2020/08/07 10:43]

 広島への原爆投下から75年となった6日、核兵器の開発や使用を禁じる核兵器禁止条約に新たに3カ国が批准し、発効に必要な国の数はあと7カ国になりました。

 核兵器禁止条約は2017年に国連で採択されましたが、発効には50の国や地域の批准が必要で、未発効のままとなっています。広島の「原爆の日」の6日、アイルランドやナイジェリアなど3カ国が新たに国連に批准書を提出しました。核兵器禁止条約に署名した国は82カ国に上っていますが、日本はこの条約に反対の立場を取っています。
 被爆者・サーロー節子さん(88):「目標に向かって突き進めるようベストを尽くしてもらいたい」
 広島で被爆し、核兵器廃絶に向けた運動を進めてきたサーロー節子さんはオンラインで開かれたイベントで批准を終えていない国に対して手続きを急ぐよう訴えました。

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