米国務省 国外への渡航を地域別に判断へ[2020/08/07 12:13]

 アメリカの国務省は新型コロナウイルスの感染防止のため海外への渡航を一律で中止するよう勧告していましたが、これを解除することを発表しました。

 国務省は3月からアメリカ国民に対して海外への渡航警戒レベルを4段階で最も高い「渡航してはならない」に引き上げていましたが、これを解除し、今後はこれまで通り国や地域別にそれぞれのレベルを適用することを発表しました。世界での感染状況が国や地域によって異なるため、個別の対応が必要だと判断したとみられます。日本と韓国についてはレベル3の「再検討を求める」という勧告になり、1段階緩和されました。ロシアや中国、ブラジルについては引き続き渡航の中止が求められています。

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