アメリカの香港行政トップ制裁に「恥知らずで卑劣」[2020/08/08 18:06]

 アメリカ政府が香港の行政トップら11人を資産凍結などの制裁対象に指定したことについて、香港政府は「恥知らずで卑劣だ」と非難する声明を出しました。

 声明は制裁について「恥知らずで卑劣だ。香港とアメリカの関係を様々な分野で弱体化させる」と批判しました。トランプ政権は7日、香港政府の林鄭月娥行政長官ら11人に対し、香港の自治や表現の自由を抑圧したとして制裁を科しました。これによってアメリカ国内の資産が凍結され、アメリカ人との取引ができなくなります。制裁の対象となった中国政府の香港出先機関のトップはコメントを出し、「私は海外に1円の資産もないので制裁は無意味だ。トランプさんに100ドル送って凍結してもらって構わない」と皮肉を交じえて反論しました。

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