習主席を批判…党幹部養成学校の元教授の党籍はく奪[2020/08/18 07:53]

 中国共産党の幹部を養成する中央党校は習近平国家主席を批判したとされる元教授に対して「国の名誉を傷付けた」として党籍剥奪(はくだつ)の処分を発表しました。

 中央党校は元教授・蔡霞氏に対して「国の名声を損ない、党内の政治規範に対し、重大な違反を犯した」として、党籍の剥奪と退職者年金の給付停止などの処分を発表しました。蔡氏は移住先のアメリカで行ったとされる講演で、国家主席の任期の制限を撤廃した習主席を批判していました。さらに、習主席は「暴力組織のボスである」と指摘して「中国が危機的な状況から抜け出す最善の方法は指導者を変えることだ」と主張していました。

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