11月のアメリカ大統領選挙に向けて、野党・民主党の大統領候補を正式に決める党大会が開幕しました。史上初めて事実上の「オンライン」開催です。
民主党の全国党大会は当初、激戦州のウィスコンシン州で開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ほとんどのイベントをオンラインでやる異例の形になりました。初日の17日は予備選でバイデン氏と激しく指名を争ったサンダース氏が演説し、「トランプ大統領を共に倒さなければならない」と団結を呼び掛けました。19日には副大統領候補のハリス氏が、最終日の20日には大統領候補のバイデン氏が指名受諾の演説に臨みます。ワシントン・ポストなどが実施した最新の世論調査では、民主党のバイデン氏とハリス氏の支持率は53%になっています。共和党のトランプ大統領とペンス副大統領の支持率41%を12ポイント上回っていますが、先月の調査から3ポイント縮まっています。
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