ベラルーシでデモ参加の日本人男性逮捕 禁錮15年も[2020/08/19 07:34]

 東ヨーロッパのベラルーシで反政権デモに参加したとして逮捕された日本人男性が騒乱を首謀した疑いをかけられていることが分かりました。拘束の長期化が懸念されています。

 ANNの取材に対し、ベラルーシ治安当局の関係者は18日、「日本国籍であることが外国勢力とのつながりを示唆している」と述べ、日本人男性が騒乱を首謀した容疑で逮捕されていることを明らかにしました。有罪が確定すれば、最大で禁錮15年の刑が科されるということです。
 拘束された日本人男性の父親:「まだ情報がない。弁護士を依頼していて、きょう弁護士と話せば状況が分かるはず。あまり話せないのです。息子に危害が及ばないように…」
 首都ミンスクで男性の父親が取材に応じ、息子の身を案じていると訴えました。反体制派のデモが続くベラルーシでは9日以降、約7000人が拘束されていて、治安当局が過酷な拷問を加えていると批判の声が上がっています。

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