仏シャンパンが危機 コロナで売れず…ぶどう廃棄も[2020/08/22 12:32]

 新型コロナウイルスの影響で、フランスの特産シャンパンの販売が世界各国で大きく落ち込み、ブドウ農家にとっても厳しい状況が続いています。

 フランス・シャンパーニュ地方では今年はシャンパンの生産量を減らすため、去年に比べてブドウの収穫量を2割減らすことが決まりました。各国で外出やパーティーなどのイベントの制限が広がり、消費が減っているためです。
 シャンパンの業界団体、ティボー・ル・マユ氏:「今年は収穫量を減らすことにしました。残ったブドウは捨てて肥料にします」
 販売本数は去年の3分の2ほどに落ち込む見込みとなっています。

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