ドーピング認めたロシアの検査機関のトップを解任[2020/08/29 10:11]

 国家ぐるみのドーピングを認めたロシアの検査機関のトップが解任されました。

 ロシア五輪委員会・ポズドニャコフ会長:「監視委員会の勧告に従って、総会でガヌス事務局長の解任を決めた」
 28日にロシアのオリンピック委員会などが開いた会合で、ロシア反ドーピング機構のガヌス事務局長の解任が決まりました。理由は「経理に不正があったため」とされています。
 ロシア反ドーピング機構・ガヌス事務局長:「改ざんは数千件規模だ。これが本当の真実だ」
 ただ、ガヌス氏は去年11月、ANNの取材に対してモスクワのドーピング検査所で大規模なデータ改ざんがあったと認めていて、こうした発言が解任の理由になったという見方も出ています。

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