モーリシャス沖の重油流出 数万人がデモ 政府批判[2020/08/30 06:45]

 モーリシャス沖で日本の貨物船から重油が流出した事故を巡って住民ら数万人がデモを行い、地元政府の対応を批判しました。

 地元メディアなどによりますと、デモには数万人が参加して「恥知らず」などと書かれたプラカードを手に首都中心部を行進しました。参加者らは政府の対応が遅れたことで重油流出事故の被害が拡大したと批判し、ジャグナット首相らの辞任を求めました。また、重油が漂着した海岸周辺ではここ数日、イルカの死骸が次々と打ち揚げられています。地元当局は事故との関係はないとしていますが、生態系への影響も懸念されていて、デモの参加者らは迅速な原因究明も求めました。

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