ベラルーシ 反政府デモ10万人 装甲車投入140人拘束[2020/08/31 10:44]

 大統領選挙の不正疑惑で混乱が続く東ヨーロッパのベラルーシで、再選を果たしたルカシェンコ大統領の退陣を求めるデモが3週連続で行われ、10万人以上が参加しました。

 30日、首都ミンスクの中心部には今月に行われた大統領選挙で再選を果たしたルカシェンコ大統領の退陣を求める人たちが集まりました。周辺には治安部隊が出動し、装甲車も投入されました。デモは平和的なものでしたが、ロシアメディアは少なくとも140人が拘束されたと伝えています。反政府系の団体はデモの参加者は10万人以上に上ったとしています。こうしたなか、ルカシェンコ大統領はロシアのプーチン大統領と電話で会談し、近くモスクワで会談することで合意しました。

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