ポル・ポト政権の元幹部が死亡 虐殺めぐり終身刑[2020/09/02 19:45]

 1970年代に170万人以上を虐殺したとされるカンボジアのポル・ポト政権の元幹部が死亡しました。

 政治犯の収容所の所長を務めたカン・ケ・イウ受刑者(77)で、2日未明に入院先の病院で死亡しました。カン・ケ・イウ受刑者は大量虐殺に関わったとして、人道に対する罪などで2012年に終身刑が確定していました。ポル・ポト政権は極端な共産主義思想のもとで強制労働や虐殺を繰り返して多くの住民の命を奪ったとされていて、今も関連の審理が続いています。

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