ロシア ドーピング認め解任の前トップ身の危険訴え[2020/09/03 06:41]

 国家ぐるみのドーピングを認めた後に解任されたロシアの検査機関の前のトップがANNの取材に応じました。

 ロシア反ドーピング機構・ガヌス前事務局長:「(Q.解任の真の理由は?)きついことを言うので私は好かれていない。だが私は真実を述べているだけだ。真実は苦いものなのだ」
 ガヌス前事務局長は2日、ロシアオリンピック委員会などが解任理由として挙げた不正経理疑惑について「事実無根」だと完全否定しました。そのうえで自身の解任の影響でドーピングをした選手が東京オリンピックなどに出場すれば「ロシアにも世界のスポーツ界にも好ましくない」と主張しました。
 ロシア反ドーピング機構・ガヌス前事務局長:「もし遺書を残した『自殺』とされても、それは私の意思ではない」
 また、ガヌス氏はロシアのドーピングを告発した同じ組織の前任者らが不審死していることを受け、自らの身の危険を訴えています。

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