「侵略の反省は日中関係の基礎だ」中国・習近平主席[2020/09/04 10:29]

 中国の習近平国家主席は「抗日戦争」の勝利を記念する座談会で、日本について「侵略の歴史を深く反省することは日中関係の基礎だ」と述べました。

 習主席は、北京・盧溝橋での「戦勝75周年」の記念式典に続き、人民大会堂で座談会を開催しました。中国共産党幹部らを前に演説し、日本について「軍国主義の侵略の歴史を正しく捉えて深く反省することは日中関係発展の政治的な基礎だ」と述べました。ただその一方で、「中国と日本は隣国だ」とし「長期的な友好関係は両国の人々の利益であり、アジアと世界の平和と安定に必要だ」と強調しました。中国はアメリカとの対立激化をにらみ、対日関係の改善を図っています。

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