米ハリケーン 死因の半数は発電機の一酸化炭素中毒[2020/09/04 10:21]

 アメリカ・ルイジアナ州で先週のハリケーンによる死者の約半分が発電機による一酸化炭素中毒が原因だったことが分かりました。

 ハリケーン「ローラ」は先月27日にルイジアナ州としては過去最大級の勢力で上陸し、91万世帯が停電するなどの被害をもたらしました。ルイジアナ州は州内で死亡した17人のうち8人の死因は停電に備えた発動発電機の使い方を間違えたことによる一酸化炭素中毒だったと発表しました。発動発電機を室内で使用したり、窓やドア、通気口の近くに置いて使ったりすると一酸化炭素中毒になる恐れがあるということです。今も州内の約32万世帯で停電が続いていて、発動発電機の使い方に注意を呼び掛けています。

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