死ぬまでの姿を…安楽死かなわずネットで訴え[2020/09/08 10:20]

 安楽死が認められないフランスの難病の男性が水分や薬を断ち、亡くなるまでの姿を生配信しようとして議論を呼んでいます。

 アラン・コックさん(57):「すべての市民は自分の人生の最大の局面が訪れた時、自ら選ぶ権利がある」
 コックさんは動脈の壁がくっついてしまう難病に長年苦しんでいます。痛みが激しく、安楽死を訴えていましたが、フランスの法律では認められておらず、5日から薬や水分などを取るのをやめて死ぬまでの姿をフェイスブックで生配信すると決めました。フェイスブックは自殺を図る映像にあたるとして現在、配信を差し止めています。支援団体によりますと、コックさんは危険な状態にあるということです。コックさんはマクロン大統領にも尊厳を持って死ぬことを認めるよう求めていました。

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