パリ・ノートルダム大聖堂で地下の展示施設を再開[2020/09/10 10:26]

 去年、火災が起きて尖塔(せんとう)などが焼失したパリのノートルダム大聖堂で、広場の地下にある古代遺跡の展示が再開されました。

 9日、営業を再開したノートルダム大聖堂前の広場の地下施設には、50年前に発見されたローマ時代の遺跡や過去の大聖堂の絵画などが展示されています。去年4月に起きた大聖堂の火災では施設の焼失は免れましたが、焼けた鉛のくずなどがたまり、除去のため周辺の封鎖が続いていました。
 見に来た客:「感動しています。これがすべての再開へ向けての一歩です」
 一方、大聖堂は火災前の姿に戻すための作業が現在も続けられています。

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