映画「ムーラン」に批判 中国「干渉する権利ない」[2020/09/12 10:24]

 ディズニーの最新映画「ムーラン」が中国の新疆ウイグル自治区政府の協力で制作されたことに批判が広がっています。中国政府は「干渉する権利はない」と反発しました。

 中国外務省報道官:「この映画の主役は『香港警察を支持する』とコメントした。彼女は現代のムーランだ。私は彼女に『いいね』をつけたい」
 中国外務省は会見でムーランの主役、リウ・イーフェイさんが香港で抗議デモを取り締まる警察の対応を支持したことを称賛しました。また、映画がウイグル族への人権侵害が指摘される新疆ウイグル自治区で撮影され、エンドロールで自治区政府に謝意が示されたことについて「とても正常だ」と指摘しました。批判の広がりについては「新疆は中国の内政問題で干渉する権利はない」と反発しています。

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