黒沢清監督「夢にも思ってなかった」監督賞受賞で[2020/09/13 12:14]

 世界三大映画祭の一つ、ベネチア国際映画祭で映画「スパイの妻」の黒沢清監督(65)が監督賞を受賞しました。

 授賞式は日本時間13日未明に行われ、黒沢監督が監督賞にあたる「銀獅子賞」に選ばれました。日本の映画がこの賞を受けるのは2003年の「座頭市」の北野武監督以来、17年ぶりです。新型コロナウイルスの影響で、黒沢監督は授賞式に出席しませんでしたが、ビデオメッセージで喜びを語りました。
 黒沢清監督:「この年齢になってこんなに喜ばしいプレゼントを頂けるということは夢にも思っていませんでした」
 スパイの妻は太平洋戦争前夜の夫婦を描いた作品で、蒼井優さんと高橋一生さんが夫婦を演じています。

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