世界の金融機関がマネロンなどに利用の可能性[2020/09/23 01:24]

 世界の大手金融機関が違法なマネーロンダリングなどに利用された可能性がある取引が200兆円以上に及ぶことが、アメリカの金融当局に提出された内部文書で明らかになりました。

 ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)は、各金融機関がアメリカで金融犯罪を取り締まる政府機関「フィンセン」に提出した疑わしい取引に関する大量の報告書を明らかにしました。マネーロンダリングなどに利用された可能性がある取引は、1999年から2017年までで総額200兆円以上に上るということです。イギリスのBBCは、8000万ドル規模の投資詐欺を巡り詐欺グループによる海外送金に大手投資銀行が使われていたなどと伝えています。

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