イタリアで国会議員3分の1削減 国民投票で承認[2020/09/23 05:40]

 イタリアで国会議員の定数を3分の1以上削減するための国民投票が行われ、7割が賛成して承認されました。

 議員削減についての憲法改正案は、次の選挙から定数を下院で630から400に、上院で315から200に減らすもので、議員の数が3分の1以上減ることになります。国民投票は20日から21日にかけて行われ、賛成70%、反対30%の賛成多数で承認されました。投票率は53.84%でした。議員定数削減は、2018年に政治の腐敗を批判して与党となった「五つ星運動」の目玉政策の一つで、年間で1億ユーロ、120億円ほどが削減できると訴えていました。

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