大統領選で不正疑惑のルカシェンコ氏 就任式を強行[2020/09/24 06:25]

 大統領選挙の不正疑惑で辞任を要求されているベラルーシのルカシェンコ大統領は自らの就任式を強行し、政権の正統性をアピールしました。

 ベラルーシ国営のベルタ通信によりますと、ルカシェンコ大統領は首都ミンスクで23日に就任式を開いて「ベラルーシ国民の勝利の日だ」と宣言しました。そのうえで「我々は主権と独立を守り抜いた」と主張し、反政権デモには屈しない姿勢を強調しました。一方、大統領選挙に不正があったと訴えている落選したチハノフスカヤ氏の陣営はANNの取材に対して「就任を認めることはできないので、今週末に大規模なデモを行う」とコメントしています。また、ドイツ政府も23日にルカシェンコ氏をベラルーシの大統領とは認めないと発表しています。

こちらも読まれています