フロリダ州でトランプ氏リード 罰金立て替え活動も[2020/09/24 09:37]

 アメリカ大統領選挙の激戦州とみられているフロリダ州で、トランプ大統領がリードしているとする世論調査の結果が出ました。

 ワシントン・ポストなどの最新の世論調査でトランプ大統領を支持すると答えた人は51%で、バイデン候補の47%をわずかに上回りました。新型コロナウイルスの対応ではバイデン候補の支持が高かったものの、経済を良くする点ではトランプ大統領の支持が上回りました。こうしたなか、アメリカのメディアによりますと、民主党の大統領候補の予備選挙から撤退したブルームバーグ前ニューヨーク市長がフロリダで約17億円を集め、刑期を終えた元受刑者3万2000人の持つ罰金を立て替える活動を進めています。フロリダ州では、刑期を終えた受刑者は未払いの罰金や賠償金を払い終えた場合に限って投票権が復活するということです。バイデン候補を支持するブルームバーグ氏は「投票権は民主主義の基本であり、我々アメリカ国民がその権利を否定されるべきではない」と主張しています。

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