菅総理が国連デビュー コロナ対策で国際支援を表明[2020/09/26 10:45]

 菅総理大臣がニューヨークで行われている国連総会の一般討論演説にビデオで登場し、国際社会へのお披露目の場となりました。

 菅総理大臣:「創設75周年の国連で9月16日の総理就任後、初めて演説ができることを光栄に思います。第一に新型コロナウイルス感染症から命を守るために治療薬、ワクチン、診断の開発と途上国を含めた公平なアクセスの確保を全面的に支援していきます」
 菅総理は新型コロナウイルスによる未曽有の危機を多国間主義のもとで協力を深める契機としたいとして、トランプ大統領の一国主義とは違う考えを表明しました。一方で、「自由で開かれたインド太平洋」を推進して法の支配を重んじるとも話し、中国が力で現状を変更することを牽制(けんせい)しました。また、北朝鮮問題では「拉致・核・ミサイル」問題をセットで解決する意向を示し、「条件を付けずに金正恩委員長と会う用意がある」と呼び掛けました。

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