菅総理は「内政つきっきりに」 米政治専門家が分析[2020/09/26 12:05]

 アメリカの日本政治専門家は、今後の菅外交をこう予想しています。

 コロンビア大学名誉教授、ジェラルド・カーティス氏:「菅さんが外交で多くの主導権を取っていくとは思いません。もちろん可能性自体はありますが、何か(突発的な)出来事がない限り、内政に付きっ切りになると思います」
 カーティス氏は去年、菅総理大臣がニューヨークを訪れた際、非公式に懇談した相手です。外交について、菅総理は安倍政権の方針を踏襲するにとどまるとみていて、外交課題に積極的に取り組むためにはまず次の総選挙で勝って足場を固める必要があると分析しています。
 コロンビア大学名誉教授、ジェラルド・カーティス氏:「(選挙で勝利し)3年の任期を射止めたら、実行したい多くのことに着手できるでしょう。しかし、もし国民の信任を勝ち取れなかったら、菅さんが再選する確率は非常に限られたものになるでしょう」

こちらも読まれています