トランプ氏が5日にも退院の可能性　医師が会見[2020/10/05 06:16]

　新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領の容体について、治療を担当する医師が早ければ5日にも退院できる可能性があるとの見通しを示しました。

　治療を担当するガリバルディ医師：「順調に推移すれば、5日にでも退院の計画を立てられると思う。ホワイトハウスで残りの治療を続けられる」
　医師団は4日の会見でトランプ大統領が3日に引き続き発熱がなく、健康状態に関する様々な数値も安定していると説明しました。一方、大統領が2日に入院する前に血液に含まれる酸素濃度の値が低く、高熱もあったことから酸素吸入をしたことが明らかになりました。また、「症状が改善した」としていた3日午前にも一時的に血液中の酸素の濃度が低くなったということです。これを受けてメディアは、楽観的な姿勢を強調してきた政権側の説明に「混乱につながる」と批判を強めています。