アフリカのナイジェリアで中国の企業が建設した鉄道が営業を開始しました。
中国国営の新華社は鉄道建設大手「中国鉄建」の関連会社が請け負ったナイジェリアを南北に貫く鉄道が商業運用を開始したと報じました。総延長は326キロで、旅客輸送に加えて鉄鉱石を産出する中部のイタクペから南部のワリ港へ鉄鉱石を運ぶ役割も担うとしています。工事は2017年に着工しナイジェリアのブハリ大統領は年間100万人近い乗客と350万トンの貨物の運搬が見込まれると述べています。中国企業は首都アブジャでも鉄道を建設を行うなど、「一帯一路」の拠点となるアフリカでインフラ整備を進めています。
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