「排他的なグループつくるべきでない」中国反発[2020/10/07 17:55]

 日本とアメリカ、オーストラリア、インドの4カ国が外相会合を開催したことについて、中国政府は「排他的なグループを作るべきではない」と牽制(けんせい)しました。

 東京の中国大使館は報道官談話を発表しました。「いかなる多国間協力も排他的な小グループを作るべきではない」としたうえで、中国自身を念頭に「第三国の利益を損なうべきではない」と述べ、警戒感を示しました。また、アメリカのポンペオ国務長官に対しては「何度も中国について嘘をでっち上げている」と非難し、「中国へのいわれない非難と攻撃をやめるよう促す」と要求しました。6日に東京で行われた日米豪印の外相会合では中国が東シナ海や南シナ海などで海洋進出を強めていることなどを念頭に今後の対応を協議していました。

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