北朝鮮では10日、朝鮮労働党が創建75周年を迎え、軍事パレードが行われる見通しです。一方、中国では国連の制裁決議で送還期限を迎えたはずの北朝鮮の労働者が今も仕事を続けています。
国連の制裁決議では各国に対し、去年12月までにすべての北朝鮮労働者を送還することが義務付けられています。しかし、新型コロナの影響で帰国できないことなどを理由に、現在も中国のレストランや工場で仕事を続けている労働者が確認されました。ただ、新型コロナの感染が拡大する前から、留学ビザで中国に入国した後、実際には就労するなどの抜け道が指摘されていました。
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