新型コロナ“口から飲む”ワクチンの治験開始 米[2020/10/14 08:31]

 新型コロナウイルスのワクチン開発を巡り、アメリカの製薬会社「バクサート」は口から飲む経口ワクチンの治験を開始しました。

 バクサートは13日、開発中の新型コロナウイルスの経口ワクチンについて、初期の治験を開始したと発表しました。対象は18歳から54歳の最大48人で、それぞれ2回投与して効果を確認するとしています。バクサートによりますと、新型コロナの経口ワクチンとしてはアメリカで初の臨床試験となります。注射するタイプのワクチンは通常、低温で保存する必要がありますが、経口ワクチンは常温でも安定して保存でき、運搬が容易だということです。バクサートの初期の治験結果は今後、数週間で明らかになる見通しです。

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