パリ近郊で教師が首を切断され死亡 容疑者は射殺[2020/10/17 07:06]

 フランスのパリ近郊で16日、学校の男性教師が刃物で首を切断されて死亡しました。近くにいた容疑者の男は警察によって射殺されています。男はイスラム過激派とみられ、テロ事件として捜査が行われています。

 パリ近郊のコンフランサントノリーヌの路上で中学校の教師が首を切断された状態で死んでいるのが見つかりました。駆け付けた警察官が近くで大型の刃物を持った容疑者の男を発見し、射殺しています。地元メディアによりますと、男はイスラム教過激派として当局からマークされていたということです。また、被害者は歴史の教師で、授業中にイスラム教の預言者・ムハンマドの風刺画を生徒に見せて親から苦情が寄せられていたといいます。事件を受け、テロを扱う検察当局が捜査を開始しました。もともと風刺画を掲載していた週刊誌「シャルリー・エブド」のパリの本社があった場所では先月、男女2人が襲撃されるテロ事件が起きています。

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