核兵器禁止条約発効へ 批准した国が50カ国に到達[2020/10/25 06:55]

 核兵器禁止条約を批准した国が24日に50カ国に達し、来年1月22日に発効することになりました。

 国際NGO(非政府組織)「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」によりますと、24日に中米のホンジュラスが核兵器禁止条約を批准したということです。これによって条約の発効に必要な50の国、地域の批准が集まり、90日後の来年1月に発効することになりました。条約は核兵器を非人道的な兵器として初めて法的に禁止した国際条約で、発効すれば核兵器の使用・保有のほか、核使用を示唆して威嚇することも違法化されます。条約は2017年に国連で採択されましたが、アメリカの「核の傘」に頼る日本は消極的な姿勢を見せていました。

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