昼間にキャバレー・ショー 夜間外出禁止のパリで[2020/10/25 18:51]

 新型コロナウイルス対策で夜間外出禁止となったパリで、夜の娯楽のキャバレーが開演時間を昼間に繰り上げてショーを続けています。

 17日から午後9時以降の外出が禁止されたパリで、キャバレーの「クレイジー・ホース」は生き残りをかけて、もともと午後8時半からの公演を午後3時半に早めました。このキャバレーには東京で生まれ育ったダンサー、ユズ・アズノールさんも在籍しています。
 「クレイジー・ホース」ユズ・アズノールさん:「新しいアジアンビューティーだったり、顔つきとかでお客様に見せられたらなというふうに思って踊っています」
 日本で習っていたバレエを生かしながら自分を表現できる場として2年前、キャバレーの世界に飛び込みました。しかし、今年の春に新型コロナによるロックダウンで店の一時閉鎖を経験したユズさんは、今回の開演時間の昼間への前倒しにも不安を感じました。
 「クレイジー・ホース」ユズ・アズノールさん:「大人の世界で踊るわけだし、カルチャー的にも夜のショーなので、やっぱり昼間にやるっていうのは観る側にとっても行きにくい場になるんじゃないかなという不安もありましたけれども」
 観客:「夜のようにショーを始めてくれたから時間を完全に忘れられました。音楽とともに彼女たちの世界に引き込まれました」
 ユズさんの心配とは裏腹に、感染対策で満席の半分の120人ほどに制限したチケットはこの日完売し、観客からの評判も上々です。一方、キャバレーの公演回数がコロナ前に比べ4分の1に激減し、政府の支援がなければ経営を続けるのは厳しいということです。

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