反政府運動が激化しているタイで、国王が一年の大半を過ごすドイツの大使館に向けてデモ行進が行われ、国王の行動について調査を求める要望書が提出されました。
タイでは新型コロナウイルスの影響で多くの国民が経済的に苦しむなか、ワチラロンコン国王が一年の大半をドイツで過ごしていることが問題視されていました。デモ隊は、国王がドイツで国事行為をしていたとすれば問題だとして、タイのドイツ大使館宛てに国王の行動を調査するよう求める要望書を提出しました。タイでは王室批判はタブーでしたが、今回の反政府運動では王室改革を求める声が強く上がっています。
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