トランプ氏「デタラメ」バイデン氏優勢の世論調査に[2020/10/29 11:58]

 アメリカの大統領選挙まで1週間を切りました。トランプ大統領は激戦州の西部アリゾナ州で演説し、民主党のバイデン候補のリードを伝える世論調査を批判しました。

 トランプ大統領:「昨夜、ウィスコンシン州で遊説をしたが、すごい支持者の数だった。今朝、でたらめの世論調査が出たが、実際は我々が1ポイントリードしていて最後は勝つ」
 トランプ大統領は、ウィスコンシン州でバイデン氏のリードが17ポイント差に広がったとする世論調査はでたらめだと反発しました。世論調査について「熱狂的な支持者の実態を正確に捉えていない」と以前から反論するなど強気の姿勢を崩していません。一方、バイデン氏は地元のデラウェア州で期日前投票をしました。その際、ペンシルベニア州で警察官が黒人男性を射殺したことをきっかけに略奪や破壊行為が行われていることを批判しました。
 民主党・バイデン候補:「略奪と暴力に対する言い訳は一切、通用しない。抗議自体は全く正当なことだ」
 バイデン氏は黒人が警察官に射殺される事件を防ぐために委員会で検討すると述べましたが、具体策は示しませんでした。

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