接戦の米大統領選 激戦州で夜通し開票作業続く[2020/11/04 19:21]

 アメリカ大統領選挙はトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の接戦が続いていて、激戦州では夜通し開票作業が行われています。

 全米各州では開票が進み、バイデン前副大統領が当初、リードしていましたが、トランプ大統領が激戦州のフロリダ州、オハイオ州、テキサス州などを制し、追い上げています。トランプ大統領は日本時間4日午後4時すぎに開票後、初めて演説して「我々は勝ったも同然だ」と述べたうえで「選挙での不正は国家の恥だ」として、最高裁に訴える構えを示しました。これに対して激戦州ペンシルベニア州の知事は「ゲリラのような攻撃だ」と指摘し、「100万以上の郵便投票の開票作業を懸命に行っている」と反論しました。また、選挙担当者は「すべての正当な投票用紙が数えられるまで作業を止めない」として、開票作業をライブ配信しています。

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