お祝いムード　バイデン氏の“故郷”アイルランド[2020/11/08 14:32]

　アメリカ大統領選挙で当選が確実になったバイデン候補のルーツがあるアイルランドでは、親戚が集まって祝福するなど街がお祝いムードに包まれました。

　バイデン候補の祖先は約170年前にアメリカに移住するまでアイルランドの北西部のバリナという街に住んでいて、今でも親戚が暮らすなどゆかりがあります。バリナの街では当選確実の一報を受け、商店に星条旗が掲げられたほか、親戚が一堂に会しシャンパンを開けるなどお祝いムード一色となりました。
　バイデン氏のいとこ・ブレウィットさん：「大にぎわいで、皆、興奮しています。この街にとって素晴らしいことです。すぐにバイデン氏と再会できるでしょう」
　また、マーティン首相はツイッターで「バイデン候補は彼の生涯を通じ、この国の真の友人であり、今後、ともに働くことを楽しみにしています」と祝福しました。さらに、「状況が許せば故郷への凱旋（がいせん）を歓迎します」と期待の言葉を寄せました。