サウジアラビア 記念式典で爆発[2020/11/11 22:06]

 サウジアラビアで開かれていた第1次世界大戦の記念式典の最中に爆発が起き、複数のけが人が出ています。

 AP通信などによりますと、今月11日、サウジアラビア第2の都市ジッダで開かれていた第1次世界対戦の記念式典で爆発が起きました。式典はフランス領事館が主催して各国の代表者が参加していましたが、これまでに4人がけがをしたということです。AP通信はフランス政府関係者の話として「爆発は爆破装置によるもの」と伝えています。ジッダでは先月29日にもフランス領事館の警備担当者がサウジアラビア人に襲われる事件が起きています。イスラム教の預言者・ムハンマドの風刺画を巡り、フランスのマクロン大統領が「風刺画をやめない」と発言したことに中東諸国では反発が広がっていて、今回の爆発もフランス政府関係者を狙った犯行の可能性があります。

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