習近平主席「切り離し図らない」 中国包囲網を牽制[2020/11/19 15:23]

 中国の習近平国家主席はAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議の関連会合で演説し「我々は切り離しを図らない」と述べ、中国包囲網を牽制(けんせい)しました。

 習主席は演説でトランプ政権を念頭に「単独主義や覇権的な動きが強まり、世界経済のリスクが高まっている」と指摘したうえで開放政策を進める考えを強調しました。さらに「我々は歴史を後戻りせず切り離しを図らないし、排他的な小グループを作ることはない」と述べました。アメリカ大統領選挙で勝利を確実にしているバイデン氏に対して米中の切り離し、いわゆるディカップリングや中国包囲網の形成に動かないようクギを刺した形です。開放政策を主張する中国ですが、一方で対立するカナダやオーストラリアに対して、輸入制限措置を講じたりネット規制に同調しないグーグルやフェイスブックなどのIT企業を事実上排除するなどダブルスタンダードとの批判も出ています。

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