法廷闘争狙いは“勝利の確定”遅らせる 米メディア[2020/11/20 08:26]

 大統領選挙での敗北を認めないトランプ大統領の法廷闘争の狙いは、選挙結果の正式な確定を遅らせることにあるとアメリカの一部メディアが報じました。

 アメリカ大統領選は、今後、各州の州議会が選挙結果に基づいて選挙人を選び、その選挙人が来月14日に各州で投票して結果を正式に確定することになります。ワシントンポストによると、トランプ大統領の顧問弁護士を務めるジュリアーニ氏が、法廷闘争の目的はバイデン氏勝利の確定を遅らせることにあるとトランプ大統領らに説明したということです。また、ジュリアーニ氏は州議会の共和党議員に働きかけて、選挙結果を無視して独自にトランプ支持の選挙人を選ぶことを目指しているとしています。これに関連してニューヨークタイムズは、トランプ大統領がミシガン州の共和党州議会議員をホワイトハウスに招いて説得を試みようとしていると報じました。しかし、選挙結果を無視するやり方には世論の反発が予想され、招待を受けたミシガン州の共和党幹部は「そうしたことは検討していない」としています。激戦州のペンシルベニア州の共和党も否定的な姿勢を見せており、バイデン氏が勝利を確実にしている選挙結果が覆る可能性はないとみられています。

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