相次ぐ米高官の訪台に中国猛反発 対抗措置を示唆[2020/11/21 10:11]
アメリカのウィーラー環境保護局長官が来月台湾を訪問する計画について、中国政府は「いかなる形であっても公式往来に断固反対する」と反発しました。
台湾メディアによりますと、蘇貞昌首相はアメリカのウィーラー環境保護局長官が来月台湾を訪問する予定だと発表しました。アメリカは中国との対立が深まるなか、8月にアザー厚生長官、9月にはクラック国務次官と高官を相次ぎ台湾に派遣しています。これに対し、中国外務省は会見で「いかなる形であってもアメリカと台湾との公式往来に断固反対する」と反発しました。そのうえで「中国は情勢の変化に応じて正当で必要な反応をする」と述べ、何らかの対抗措置を取る可能性を示唆しました。