アメリカと台湾が新たな経済対話開催 中国を牽制か[2020/11/21 13:34]

 アメリカと台湾は20日、新たに創設した経済対話の初会合を開きました。中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。

 台湾経済部などによりますと、アメリカと台湾の経済対話の初会合は20日、ワシントンで開催されました。今回の会合では科学技術、投資、インフラ整備、保健などの幅広い分野で意見が交わされました。トランプ政権はサプライチェーンや次世代通信規格「5G」の通信システムから中国を排除する枠組みを構築したい狙いがあり、中国は開催に反対しています。台湾経済部は今後毎年、ワシントンと台北で会合を交互に開くとしていて、蔡英文政権は中国に対抗するため、アメリカとの親密な関係を維持したい考えです。

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