仏 新型コロナワクチン輸送用の冷蔵コンテナ公開[2020/11/26 06:34]

 新型コロナウイルスのワクチンを低温のまま飛行機に載せて輸送できる冷蔵コンテナがフランスで公開されました。

 エールフランス航空は25日、貨物機の内部とコンテナを公開しました。貨物機1機で120万回分のワクチンを運搬可能で、コンテナにはマイナス80度を100時間保てるものもあるということです。製薬大手のファイザーなどが開発したワクチンは、マイナス70度での保管が必要とされています。
 エールフランスKLMカーゴ社医薬品輸送責任者、フロラン・ガンさん:「世界中どこにでもワクチンを運ぶ準備ができています。日本へ運んでほしいという要望があれば、応える用意があります」
 航空業界では、ワクチンの輸送を見込んだ競争が加速しています。

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