ベルリンの「慰安婦像」 設置継続を可決[2020/12/02 23:09]

 ドイツ・ベルリンに設置されている慰安婦を象徴する像について、地元議会が設置継続への支持を可決しました。

 ベルリン市ミッテ区の区議会は公有地に設置されている慰安婦を象徴する像について設置の継続を支持する決議を賛成多数で可決しました。この像は戦時中の性暴力への抗議を表明するものとして9月に韓国系の市民団体が設置しました。区は「第2次大戦中の旧日本軍の行為だけを取り上げている」として10月に設置許可を取り消しましたが、市民団体などの反発を受けて当面の設置を認めていました。今後、決議を受け、永続的な設置へ動き出す可能性もあります。加藤官房長官は2日、「政府の立場と相いれない極めて残念なことだ」として、引き続き速やかな撤去を求めていく方針を示しました。

画像:Korea Verband

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