アメリカでは今月中旬にも新型コロナウイルスのワクチンが供給されるのを前に、ワクチンを保管できる超低温の冷凍庫の販売台数が急増しています。
ファイザー社などが開発したワクチンを長期間保管するにはマイナス70度以下にしなければいけません。このため、保健当局や医療機関などを中心に超低温の冷凍庫の購入が相次ぎ、大手メーカーでは受注台数が今年初めに比べて2.5倍になっています。自動車大手「フォード・モーター」は従業員のワクチン接種のために超低温の冷凍庫を12台注文しました。ファイザーのワクチンはアメリカで来週に承認されるとみられ、日本でも承認されれば1億2000万回分が供給される予定です。
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