米・加州中南部の2400万人に自宅待機命令[2020/12/06 10:31]

　新型コロナウイルスの新たな感染者が連日2万人を超えるアメリカ・カリフォルニア州は、医療体制の崩壊を防ぐため中部と南部の広い範囲に自宅待機命令を出しました。

　カリフォルニア州ではICU（集中治療室）の収容能力が15％を切った地域で、少なくとも3週間の自宅待機が命じられます。特に感染者が増えている南部と中部では5日に収容能力が基準を超えたため、6日夜から実施されます。すでに外出制限が始まっているロサンゼルスのほか、サンディエゴなど約2400万人が対象です。不要不急の外出が禁止されるほか、飲食店は持ち帰りや配達のみとなり、バーや理髪店などは営業できなくなります。