インドネシアで“中国製ワクチン”の大規模接種へ[2020/12/07 12:26]

　インドネシアで中国製の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種に向けた準備が進んでいます。

　中国メディアによりますと、6日にインドネシアのジョコ大統領は中国から120万回分のワクチンが到着したと発表しました。国内での使用許可が下り次第、大規模な接種を始めるとしています。来月までには追加の180万回分に加え、インドネシアが自国でワクチンを製造するための原材料4500万回分も届けられるということです。欧米でワクチン接種に向けた動きが加速するなか、中国として成果をアピールする狙いもありそうです。中国のワクチン開発の専門家は、今月4日に武漢で開かれた国際会議で「年内に6億回分のワクチンが承認され、出荷される」との見通しを示しています。