アメリカ政府が永住権を申請する北方四島生まれのロシア人を「日本出身」として処理しているとされていることを巡り、ロシア側が猛反発しています。
ロシア外務省は6日、北方四島は1945年に旧ソビエト連邦領になったと主張し、アメリカの姿勢を「歴史修正主義だ」と批判するコメントを発表しました。
択捉島クリリスク市長・ロコトフ氏:「北方四島の住民はこの地をロシアだと考えている。ここで生まれた人はロシア国民で偉大な祖国と不可分だ」
ロシア国営のニュース専門チャンネルも7日、択捉島の中部を実質的に管轄するクリリスク市長のインタビューを放送し、「アメリカの立場は容認できない」と非難しています。
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